早稲田大学スポーツ科学部に通って思うこと

私は2012年4月から2016年4月まで、早稲田大学スポーツ科学部に通いました。

友達や就職活動で、よく「スポ科ってなにするの?」と聞かれるので、学部内部の実態をまとめてみようと思います。

 

早稲田大学スポーツ科学スポーツ科学科、通称スポ科

 2003年に設立された新しい学部です。所沢にキャンパスがあることから、早稲田キャンパスの学生に「所沢体育大学」と揶揄ことが多々あります。また、近くにととろの森があることも有名です。

 キャンパスは所沢と東伏見の二つ。所沢キャンパスは、西武池袋線小手指駅からバスで約20分。(所沢キャンパスだからと言って、最寄りは所沢ではないことに注意。また、バスに乗らなければいけないため、毎朝バス停に長蛇の列が・・・)広大なグラウンドと、バスをすぐ降りて見えるペガサスが有名。東伏見キャンパスは、西武新宿線東伏見駅からすぐです。

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よく勉強してるの?と聞かれますが、人それぞれという答えになります。実際、他の学部とくらべて、実技のスポーツの授業は多いです。また、推薦で入ってきたアスリートたちはあまり勉強しないです。けれど、選択したコースによっては、理系の様に研究や勉強に勤しむことになります。コースは7種類あります。ビジネスコース、文化コース、健康コース、医科学コース、トレーナーコース、教育コース、コーチングコース。この中で勉強を真面目にするのは、医科学とトレーナーコースです。単位を取るのも他のコースと比べて難しく、ゼミでの活動も多いです。

 次に、実際に勉強するスポ科生の目(非部活生)からみたスポ科について書いていきます。

スポ科のよいところ①有名人と友達になれる

他学部にいたら絶対友達になれないような人と友達になれたり、授業で隣に座っていたり。ミーハーな方におすすめです。笑 私も実際に、ディーン元気選手や大迫選手、瀬戸大也選手などキャンパスで見かけてうはうはしてます。笑

 スポ科のよいところ②大学スポーツを楽しめる

学部の半数近くが部活生なので、殆どの部活に友達が出来ます。大学スポーツで活躍している友人の姿を応援し、紺碧の空を歌うことで母校愛が強くなります。

 スポ科のよいところ③就活で強い?

所沢体育大学と揶揄され、早稲田の中では偏差値が一番下ですが、そうは言っても早稲田です。就活をしていて足切りされたことはないです。また、部活生は語れることも多いため、就活では強い印象があります。

 スポ科のいまいちなところ①良くも悪くも自分次第

どこの学部にも言えることですが、この学部は特に自由な時間が多いです。単位も出席さえすればきます。部活に入れば毎日部活漬けで自由な時間は少なくなります。けれど、部活に入らないと自分で日々の時間の使い方を考えなければいけません。活かすも殺すも自分次第。四年間ぼーっとしていると、あっという間にすぎ、就活で泣く人も・・・。

スポ科のいまいちなところ②勉強・・・?

先ほど医科学とトレーナーは勉強が大変だと書きましたが、その他のコースだと勉強への意識は高くないです。特にプロを目指すような人達は、最低限の単位をとればいいと考える人も多く、授業へのコミットは殆どありません。勉強をきちんとしたい、かつ、周りの環境に左右されやすい人は、授業風景に戸惑う人もいるかもしれません。

こんな感じでスポ科についてまとめてみました。早稲田大学スポーツ科学部は、スポーツ科学を勉強する教育機関として日本の中ではトップレベルです。スポーツ界は、これから発展していく発展途上の分野で、非常に面白いと思います。私自身はこの学部で勉強出来ていることに満足しています。

最後に、スポ科に向いている人とはどんな人かを書いて終わりにしようと思います。

スポーツ科学面白そう!

②ミーハー。アスリートと知り合いたい

③とりあえずスポーツしたい

④早稲田を感じたい 紺碧歌いたい!

いずれかに当てはまる人は、早稲田大学スポーツ科学部へ!