最近見た映画

シュガーラッシュオンライン


ディズニーキャラ共演!『シュガー・ラッシュ:オンライン』日本版予告編

 

ディズニー映画でも好きな類。自分が日常生活で知っている世界(WebサイトやSNSなど)とファンタジー世界(ディズニーキャラクター)の掛け合わせがたまらない。検索ワードやポップアップ広告が擬人化されてたり、キャラクターがyoutuberだったり、アニメにするとこう映像化できるのか!とワクワクしていた。これで言うと頭の中の感情を映像化したInside Outもめちゃくちゃ好き。SFみたいに本当にイメージ出来ない世界よりも、自分がある程度知っている世界の延長で描かれた映画に私はワクワクするようだ。あと友情映画も好きだけど、どちらかというと家族映画の方が私は共感できるらしく、そう行った意味ではInside Outの方が好き。

物語の内容でいうと、自分が見知った世界から飛び出ていこうとするヴェネロペの勇気と、その勇気に寂しさを感じるラルフの友情にほっこりした。

 


ボヘミアンラプソディー 


映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!

Queenの存在自体は恥ずかしながらあまり知らず、有名な曲を何曲か知っている状態で、前評判を頼りに見た。内容としては、「みんなが知っている”スター”の一生」を綴った映画で、才能ある人気スターが苦難に打ち勝ち最終的にバンドメンバーとよりを戻して最高の舞台を届ける・・・といった内容。

ここで気になったのは、私たち20代(30代も?)以下はQueenについてほとんど知らないにも関わらず、ここまで映画がヒットしていることだ。なぜなのか自分が考えた仮説で話すと、

1わかりやすい内容

2映画を鑑賞した後の余韻

がうまくマッチしたのかなと。わかりやすい内容とは、特にひねった内容ではないため、スターが苦難に打ち勝つ姿を描くことで頭で考えることなく物語がすっと頭に入ってくる。どんな人にも受け入れられやすい内容であるため、休日の空いた時間に見る映画として、老若男女ともに受け入れられやすい映画なのではないか。

余韻に関しては、映画の中でも歌っているシーンが数多くあるが、映画を見た後も口ずさみたくなる、曲を聞きたくなる映画になっていることが理由だと考えられる。頭の中に残りやすく、映画を見た後に感想をシェアしやすいため、スノーボうる式に他人に口コミが広がり、観客者数が増えていると考えられる。


日日是好日


『日日是好日』特報 2018年10月13日(土)全国公開

日岡倉天心の「茶の本」を読み、お茶に興味を持っていたためタイムリーで見たい映画だった。一生続けられる何かを見つけたい・少しロジカルより・要領悪めな主人公(自分に似ている・・・)がお茶をはじめ、お茶を通じて人としての生き方を学ぶ話。

こういった日常生活を切り取った、特段何かが起きる訳ではないゆっくりとした映画も私は好きである。主人公に自分を重ね、共感する部分が多かった。お茶は形式美であり、考えるのではなく感じることも大事であることを再認識させられた。普段からなぜ?どうして?と論理的に考えることを大事にしてきたこともあり、ここ最近考えずに感じることが少なくなっていた。しかし感性を磨くことも怠らず、自分の五感を研ぎ澄まして美を追求する事が大事なのである。

また、日日是好日という映画のタイトルにもあるように、同じような毎日が繰り返される中でも日々小さくても変化があり、その変化を楽しむ事、同じ日はけしてない事。そんなわかっていても忘れていたことを思い出させてくれた映画だった。