優秀な人とは

お久しぶりです。全く更新してないのに、PV数が結構あることにびっくりしています。逆にそれだけ他のサイトに情報が少なく、かつ情報を求めている人がいるってことなんでしょう。

 

最近はもやもやしていた「優秀な人とは」という問いに対する答えが自分の中でまとまったので、ブログに書いてみようかなと思いました。

 

この記事の目的

優秀な人がいる環境で働いていたいし、自分も優秀な人になりたい。そのために優秀な人がどんな人かを明確にすること。

 

みなさんは「優秀な人」と聞いて、どんな人を思い浮かべるのでしょうか?会社や学校の先輩、友人、はたまたジョブズザッカーバーグなど、著名人をイメージした人もいるかもしれません。

私は、「自己実現を続けている人」だと考えています。

この自己実現マズロー欲求5段階説からきているのですが、そもそものマズローの理論についても説明を。

マズロー欲求5段階説とは、アメリカの心理学者マズローが人はなぜ頑張れるのか?を説明したものです。その欲求は5段階に分かれていて、簡単に説明すると、1生理的欲求(食事や睡眠など、人が生きるために必要最低限の欲求)2安全欲求(人が安全に生きられる状態を維持する欲求。仕事やお金があって、生活をしていくための欲求)3社会的欲求(自分の周りに仲間がいて、コミュニティや組織に属したいと思う欲求)4尊厳的欲求(誰かに認められたい、尊敬されたいという欲求)最後に5自己実現欲求(他人基準ではなく、自分自身の価値観や基準で達成したい目標を見つけ、クリアする・・・というループを続ける状態)がきます。尊厳的欲求までは欠乏欲求自己実現欲求は成長欲求とされていて、前者はマイナスをプラスにする、後者はプラスをプラスにするという考え方のようです。 (すごいざっくりな説明ですが、このあたりは他の方の説明を見たほうが詳しく書いてあると思います)

ここで重要なポイントは、①全ての欲求が並列してあるのではなく、それぞれの欲求が5段階になっているということ。生理的欲求が満たされると安全欲求、安全欲求が満たされると社会的欲求・・・と1つずつ欲求をクリアし、上の段階に上がっていきます。②一つの欲求が一度満たされると再度低次の欲求に戻ることはない。マズローは、低次元の欲求で満足している人は、人として未成熟、と述べています。

 

私は元々、周りの素敵だなーとか、優秀だなーと思う人って、自分の目標をもっててそれに向かって努力している人、人生を楽しんでいる人、手段が目的化していない人(会社内での昇進することを目的にしている人っているじゃないですか)、とかわりとマインドの面からぼやっと考えていました。この曖昧さがあてはまったのが、マズロー欲求5段階説の自己実現欲求でした。周りから与えられた指標(役職、会社名のブランド等)を追い求めるのではなく、自分の中から湧き出る目標を解決していく高次元の欲求を求めてる人が、私が考える「優秀な人」だなーと。

 

 

余談ですが、某R社社員の口癖である、「お前は何したいの?」という言葉。自己実現には、自分の中から湧き出るやりたいことを明確にしていくフェーズと実行していくフェーズがありますが、この言葉は前者の明確にしていく作業のサポートしていくために社員にかけている言葉だと思いました。

 

優秀な人

what他者基準ではなく、自分が実現したい目標を見つけ、絶えず努力している人。

why自己実現欲求が人間の成長過程で追い求める欲求で一番高い欲求だから。

 

参考

マズロー「自己実現」の誤解と「ありのまま」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online